映画本-う

ウルトラマンの東京  

何冊もウルトラネタで書いていて既に『夜毎の円盤』、『ウルトラマンのできるまで』と書かれているがこれはその番外編。ロケ地であった東京が如何に変わっていったかを綴ったエッセー。高度成長期前夜に作られた作品の東京は今ではその姿をほとんど留めていない。これも東京論のひとつなんだろうな。川本三郎のエッセーと同じく、歩いて見て、かつての姿を思う郷愁が心地よい。

余談だが、『ウルトラQ』って35ミリで撮られて、『ウルトラマン』は日本初のテレビ・カラー作品になるはずだったそうだ。

実相寺氏には、他に『ナメてかかれ』という怪作がある。これははちゃめちゃなヲタク監督の姿がうかがえるエッセーあり、寺田農との対談ありという豪華な本だ。まあ、それはいずれまた別の所でご紹介します。

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