グリーン・ファーザー

エンパイア
マフィアと官僚―犯罪大国ロシアの実像

副題、インドの砂漠を緑にかえた日本人・杉山龍丸の軌跡。

杉山龍丸とは小説家、夢野久作の息子です。戦前の右翼玄洋社の頭山満の片腕の杉山茂丸は、息子の久作に福岡郊外に四万坪の土地を買わせ杉山農園を拓いた。これは欧州の植民地から独立したあとのアジア各国の人たちに農業技術を学んでもらおうと意図した遠大な計画のひとつだった。久作の多くの作品もそこで書かれた。

その後一族は没落していくのだけども、戦後インド政府から招かれ龍丸は砂漠の地に作物を育て飢餓を無くすために、ユーカリの木を植えに行く。その課程を龍丸の息子が辿るというものです。大河ドラマのように壮大で感動的な話。中学生にも読めるようにふりがなもあります。

夢野久作大好き人間としてはぜひ一度福岡は訪れたいところですね。ちなみに杉山農園は龍丸の活動資金のためにほぼ全部売り払われてしまった。

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マフィアと官僚―犯罪大国ロシアの実像
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グリーン・ファーザー” への2件のコメント

  1. 杉山様、拙文をご覧頂きありがとうございます。ご著書はぜひ拝読したいと思います。

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