映画本-し, 映画本-ち

時代劇(チャンバラ)への招待

逢坂剛(小説家)、川本三郎(映画・文芸評論家)、菊地秀行(小説家)、永田哲朗(ジャーナリスト)、縄田一男(文芸評論家)、宮本昌孝(作家)の6人のチャンバラ好きが誘う時代劇映画の世界。

永田哲朗の「チャンバラスター興亡史」は、時代劇映画の創世から現在までの変遷がよくまとめられているので、時代劇入門には最適な文章です。

縄田一男の「忠臣蔵から集団抗争時代劇へ ー東映時代劇の終焉」も力作です。『十七人の忍者』(63年 長谷川安人)、『十兵衛暗殺剣』(64年 倉田準二)、工藤栄一の集団抗争時代劇三部作『十三人の刺客』(63)、『大殺陣』(64)、『十一人の侍』(67)の面白さが、実は、集団というより、スターシステムを最大に活用したものであることを喝破している。
そして、集団抗争時代劇は、忠臣蔵からはじまっているといい、『忠臣蔵・桜花の巻、菊花の巻』(59 松田定次)に権力に対する明らかな反抗という視点があるという。森卓也もすでに『十三人の刺客』には忠臣蔵的構造があると述べているという。

オンラインで観られます。Movie Circus 時代劇シアター

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