a Diary: 日記, 本-し

生きては捕まらない

フランスの犯罪王ジャック・メスリーヌの自伝です。彼自身が書いた内容はまさに、プロの犯罪者であり、冒険とロマン、女と裏切りに満ちあふれています。ある意味、ルパン三世の実写版です。文体もまるで小説かと思わせるぐらいに巧みです。
そもそも、この本のハードカヴァー「生きては捕まらない」を読んだのが22年前かな、ようやく文庫本になりましたね。

当時、この本を読んで映画化したいと思った男がいて、映画化の権利を持っていたジャン=ポール・ベルモンドを口説くのに、「もう一度オレと組まな いか?『気狂いピエロ』のような作品にするから」、と持ちかけたところ、ベルモンドに「あんたに任せると、勝手に好きに変えられて、最後には数式みたいな 映画になってしまうからダメだ」と言われたとか…。
まっ、映画史の真実とはそういうものです。

今回映画化されて、その公開に併せての刊行みたいですね。
■映画『ジャック・メスリーヌ』のサイト
http://www.vincent-cassel-movie.com/

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