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ABOUT
 “UNKNOWN HOLLYWOOD −知られざるハリウッド・クラッシック−” は、KINEATTICと『iPhoneで誰でも映画ができる本』の著者・角田亮+映画ブロガーMurderous Inkの共同主催による上映イベントです。1910年代から50年代までの日本未公開、またはソフト未流通のレア作品をオリジナル字幕かつ可能な限りよい状態の映像で上映します。また、上映後のトークでは当時のニュース映画をはじめ、作品に纏わる関連映像や資料なども紹介しています。
私たちはハリウッド映画について何を知っているのでしょうか。映画はコンテンツのアートであると同時にコンテクスト(文脈)のアートなのです。時代を越えて残っている名作と呼ばれる作品以外にも面白い作品は数多く存在します。もはや忘れ去られた作品は見る価値がないのでしょうか。いやただその手がかりが分からなくなっているために、当時の作品を読み解いて楽しむことができなくなっているだけで、私たちは昔の映画を見ては自分たちに分かる部分だけに反応して笑うだけになってしまいます。今の時代に相応しいもっと豊かに映画体験を広げる方法があるはずです。
例えば、フィルム・ノワールと呼ばれるジャンル映画には、アンソニー・マン、ビリー・ワイルダー、サミュエル・フラー、フリッツ・ラングの作品だけではなく埋もれている数限りない作品があります。なぜフィルム・ノワールは誕生したのか、その特徴は何か、観客にどのように受け入れられたのか、その独自のスタイルの秘密は何か、他のミステリーやテレビの大衆文化に与えた影響は…。
現在、映画館のスクリーン、TVモニター、スマートフォンのYouTube映像で個別単体に消費される膨大なコンテンツと、当時のニュースドキュメンタリー、CM、短編アニメと並列して鑑賞することで、すべての映画に新しいコンテクスト(文脈)を与えて立体的によみがえらせることができるはずです。このイベントは「知られざるハリウッド映画」に新たな光を当てると同時に暗い影を見ることで、現在の映画・映像文化までその視野を広げて繋げようとする試みなのです。
PROFILE
角田亮(つのだ・りょう)
 映画、特にハリウッド映画については、ジャンル問わず、監督、技術スタッフ、スターのゴシップまでなんでも大好物です。KINEATIICで昨年6回にわたって、映画/ビデオの技術の映画史連続講座「デジタルシネマ・サバイバル・ハンドブック」を開催しました。
 
 
Murderous Ink 
フィルムとデジタルの間にいたChemist/Engineerですが、映画・映像について時折書きます。米国在住時にD. W. Griffithを立て続けに観てから、ハリウッドのクラシックを浴びるように呑み始めました。今回の「UNKNOWN HOLLYWOOD」シリーズでオリジナル字幕を担当しています。
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