知られざるハリウッド・クラッシック Vol.5 「映画がアメリカンサイコを生み出した」アフタートーク補記

4/5に開催した「知られざるハリウッド・クラッシック Vol.5 「映画がアメリカンサイコを生み出した」」アフタートークの公開映像です。参照した作品のリストはYouTubeのページに書いてあります。

今回は、話を広げていくとかなりの作品が「サイコパス」とかかわり合いがあることが分かりました。いわゆる病名が付くと患者が増える現象に近いかと思います。採り上げることができなかった作品に『白熱』(49)があります。戦争の英雄、オーディ・マーフィをハリウッドに呼んだジェイムズ・キャグニーがマザコンのサイコパスを演じています。最近のクリント・イーストウッドのインタビューで彼が好きな作品として『白熱』をあげているのが、不思議な因縁を感じさせます。

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好きな芸術批評本

とりあえず思いついた7冊。批評家の主観、難解な言い回し、流行りの理論を使うのではなく、見えているものをどう読み解いていくか、膨大な周縁の知識をもとに丹念に腑分けして、本質を導く実証的な部分に重点を置いた本を選びました。

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iPhone5Sで撮られたインディーズ映画『TANGERINE』

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今年のサンダンス映画祭で最も話題になった低予算インディーズ映画『TANGERINE』は、ロサンゼルスのセックスワーカーをめぐるコメディ。この映画は全編が3台のiPhone5Sで撮影されている。撮影では、16:9のHD画角をよりワイドにするために、アナモフィックレンズ(1:2.35)を開発のためにキックスターターで資金を集めていたMoondog Labsからプロトタイプを借りた。現在は製品化されているが注文が殺到しているようで買うことが出来ないようだ。iPhoneのレンズは広角の24ミリなので奥行きやボケよりフラットな画面を選択できた。

iPhoneのカメラアプリは、FiLMiC Pro。設定のマニュアル操作がかなり細かくできる。手持ちでブレを寡くするためにスティディカムスムージー(Steadicam Smoothee)を使用した。

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編集はFinal Cut Pro、色の仕上げはDaVinci Resolveでフィルムルックを作り上げた。作品はアメリカのインディーズ映画配給会社、マグノリアピクチャーズが買い付けて公開する予定だ。

<参考>

ASC「American Cinematogragher」2015.Feb

The Feature Film That Blew Everyone Away at Sundance Was Shot on an iPhone 5s

How one of the best films at Sundance was shot using an iPhone 5S

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テクニカラーの夜明け

今年はテクニカラー誕生100年ということで「THE DAWN OF TECHNICOLOR, 1915-1935」という鮮やかなテクニカラーの初期の歴史に関する本が出版されました。テクニカラーについてはこのヴィデオのリストが詳しく分かりやすいです。

ハリウッド映画の黄金期を支えたテクニカラーは、1950年代にコダックから1本のネガフィルムにRGBの光線が記録できる、コダクロームカラーフィルムが出現したために徐々に姿を消してしまいました。

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